総合計画の実施計画は2年間の延期

実施計画は2年間の延期に

コロナ感染の影響で、次期総合計画と実施計画の策定スケジュールが変更になった。

総合計画は令和2年第2回定例会(6月議会)で提案される予定だったが、第3回定例会(9月議会)以降に延期。
理由は、コロナ感染の影響で「総合計画の内容に修正を加える必要性が生じているか、検証する必要があると認識している」
提案次期については、令和3年第1回3月議会定例会のあいだまでに決定する、としている。

実施計画については、今年度中に令和3~7年度の前期実施計画を策定する予定となっていたが、作業を2年間延期し、令和4年度に令和5~7年度を策定することに変更になった。

理由は、
①喫緊の対応がコロナの拡大防止であること
②令和2年度以降の税収などの大幅な減収が予測されるが、その規模や期間の見通しが立てられないため

令和3、4年度については、実施計画の代替えとして
「茅ヶ崎市新型コロナウィルス感染症対策・政策パッケージ」を軸とする「(仮称)茅ヶ崎市事業実施方針」を策定し、方向性を示すとしている。(5月11日付)


公文書管理条例については、「行政文書の管理に関する指針(案)の概要」(全35Pほど)が議員に配布された。
意見、質問があれば文書法務課まで連絡ください、とある。
より具体的な指針(案)ができたら、全員協議会で協議するとのこと。(5月13日付)

とは言うものの、今後の全員協議会については、5月8日付けで市長より議長宛に通知があり、
・緊急事態宣言発出期間中は、執行部からの案件の申し入れは行わない、
・緊急事態宣言発出期間中は、適宜、ポスティング等により情報提供を行う、

とのこと。
6月以降の全員協議会の開催は、緊急事態宣言の状況による。

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延期理由が矛盾している

総合計画の策定については、令和2年9月議会以降に提案され、議決されることになる。
(計画の施行は令和3年から)

今回、コロナ感染の影響で計画を修正しなければならないと延期したわけで、そもそも10年間の計画自体が、これからも何が起こるかわからない時代には適さないということを証明している。

危機的な財政難に加えて、生活の変更を余儀なくされるほどの災害が続く社会状況。今まで通りの何でも詰め込んだ総合計画は必要ない。