市街地のみどりの保全について
杉本 市の南部最大の保存樹林がある中海岸の邸宅は、樹木が伐採されマンションが建設される。美し樹林を長年に渡り市税で保全していたのに、なぜ残さないのか？
都市部長 保存樹林が私有財産である場合、所有者の意向を尊重せざるを得ず、解除に至ることもある。一部でも買い取りができないか等粘り強い交渉が必要であると認識はしている。
杉本 市街化区域内で、保存樹林の指定条件を満たす新たな樹林はあるのか？
都市部長 ほとんどない状況である。
杉本 市の南側のみどりは壊滅的になっている。環境基本計画では「みどりの保全等に関する条例」で、みどりの保全ができるとしてるが、何の歯止めにもなっていない。どうするのか？
都市部長 保存樹林の他、市民緑地、みどりの保全地区などの活用で一定の効果がある。
杉本 一定の効果があるのであれば、壊滅的になっていない。市はどうにかするのか、この状態であきらめてくださいということか、どちらなのか。
都市部長 今後は、より一層みどりの重要性を土地所有者に説明し粘り強く対応していくことが大切と認識している。
(令和３年６月議会）
みどりの無惨な伐採が続く
