ホノルル市・郡との姉妹都市5周年

いくら税金を使っているのか?

茅ヶ崎市とホノルル市・郡が姉妹都市を締結したのは2014年10月24日。今年でもう5年です。

結局、税金をいくら使ったのか、何回ハワイに行ったのか、市民への報告はないままです。 

そういったことを調べるのは議員の仕事ですが、当時一部の議員(松島幹子元議員)しか追求しなかったですね。 

さて、実際いくら使ったのか? というと、明確には分かりませんが、ホノルルと姉妹都市を締結するまでのわずか10ヶ月ほどのあいだに、ホノルルへ行った回数は、市長4回、副市長8回、職員(部長、議会事務局を含む)31回分、議員が4回分。合計すると、往復旅費チケットだけで47回分を使っています。 

また、のべ滞在日数は250日以上に及び、ホノルルに1ヶ月にわたって滞在していた職員もいます。 

通訳費に200万円、車代に60万円、委託費、補助金など、姉妹都市の調印をする間だけで3000万円近くかかっていると思います。

これは、茅ヶ崎市の予算規模からみたら、元東京都知事の舛添さんの場合よりも贅沢な出張です。 


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財政の厳しいなかで優先順位は?

そもそも茅ヶ崎市の財政状態で、姉妹都市を優先にする余裕があったでしょうか?

この5年間に相次いで副市長、市長が亡くなるという茅ヶ崎市ですが、厳しい財政状況で道路もろくに修理できなくなっているし、小中学校の教室にエアコン設置を実施したときには、市は財源不足を理由に市民から寄付を募ることさえしてる訳です。

それでも、市長は毎年3月議会で予算を審議しているさなか、休会中とはいえハワイに飛びホノルルフェスティバルに参加してるのですから、何が優先順位なのか真剣に行政も議会も考えないといけないです。

市議会がアロハを着ているのは、商工会議所からの依頼によるもの。アロハスピリットは「自然への敬意、リスペクト」だと思います。茅ヶ崎市はみどりや公園、自然への保全レベルは本当に低い。やる気など見えません。

ホノルル推進委員会(商工会議所内)、商工会議所、観光協会、サーフィン協会、アロハ委員会(商工会議所内)などへの補助金も毎年出ています。補助金などの総額も10年前から較べて32億円から72億円と倍額に増えています。


5周年に際して、ホノルル市議会のイカイカ・アンダーソン議長からのお祝いのビデオメッセージがYouTubeで公開されています。
https://youtu.be/PIJalUFadtA
 
 
【メッセージ日本語訳】

茅ヶ崎市民の皆様、職員の皆様に心からのアロハを贈ります。
ホノルル市民や市議会の仲間を代表し、茅ヶ崎との姉妹都市5周年をお祝いするメッセージをお届けする機会をいただけたことは名誉で光栄なことであり感謝いたします。

私たちは姉妹都市という固い基盤で結ばれていることを誇りに想わなければなりません。
2014年、ホノルル市議会は両市に共通点が多いことから、正式に茅ヶ崎と姉妹都市を創設するための決議を採用しました。
私たちは、海岸侵食や砂丘保全・整備などの共通課題や、高齢社会に対する思いやりの心を共有しています。

茅ヶ崎の皆さんがアロハスピリットとハワイ文化を享受されていることに拍手を送ります。
茅ヶ崎は日本のサーフィン発祥の地として知られており、100以上のフラハラウと30ものサーフショップがあります。
また、毎年ハワイ関連の物品やエンターテインメントが特徴のアロハマーケットが開催され、湘南祭も同様ですが茅ヶ崎のハワイアンな雰囲気を守っています。
また、茅ヶ崎の市議会や行政、経済界では5月から10月までアロハシャツを着ています。
そうしたたくさんのアロハスピリットから、茅ヶ崎はホノルルの姉妹都市として完璧な街です。

文化・経済・政治的なつながりが深まり、私たちの絆が強まっていくことを期待しています。
これからもアイデアや教訓を共有していくことで、茅ヶ崎とホノルルの皆さんのさらなる繁栄につながっていくことでしょう。

マハロそしてアロハ。