「行政改革推進委員会」の傍聴

こんなやる気のない審議会いらない

2019/7/10 「行政改革推進委員会」を傍聴した。

この審議会にも、「まちぢから協議会連絡会」から委員が入っている。

まちぢから協議会に委員を頼んでも、100%高齢男性しか出てこないし、この審議会で行革について発言していくには、相当に行政内部の政策や組織などがわかっていないと難しい。だから頼むのをやめるべき。

学識の委員では、梅田さんが抜けた。出雲さん(東海大政治経済学部准教授)が新しい委員になり、平塚市などと仕事をしてきたそうだ。

何を質問しても白鳥推進室長の回答があまりに意味不明なので、出雲さんの口が空いたままになっていた。

呆れるばかりの市のやり方

2月の時点で、外郭団体の検討をした結果、事務局が出してきた内容では「外郭団体の言いなり」で、市として指導ができなくなる、きちんとした方向性等を出すべき、と委員会の意見が出された。 

その結果の報告もないまま、行政改革推進室は「差し迫ってご審議いただく案件がないので開催を見送る」と、委員会を中止してしまった。

呆れるしかない行政のやり方だ。

そのくせ今回、いきなり「外郭団体の経営最適化基本方針 策定に向けた考え方(案)」なんてものが行政側から出てきた。

委員長の稲継さん(早稲田大政経学術院教授)が、これは最初から外郭団体ありき、ということですか? 外郭団体を守ることを前提とした書き方だ、茅ヶ崎市は非公募から公募への転換が遅れている、市は市民のために最大のサービスをするのが仕事だ、最小の経費で最大の効果と地方自治法にある、と言って、他の予定が入っているとかで途中で帰られた。 

茅ヶ崎市が行政改革をするつもりがないことがよく分かる。

本当にこんなやる気のない審議会はいらない。


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帰り道、鉄砲道の街路樹下の雑草が、あいかわらずボウボウに生えているところで、景観みどり課の職員2名が汗だくになって作業していた。

「街路樹下は、提案型民間活用事業の造園組合の仕事では?」と聞くと、街路樹の植え替えをしたので、あと数年は景観みどり課が担当するらしい。

雑草を抜いたら、ツワブキとアガパンサスが出てきた。

アガパンサスはよく育っていて、道路側に倒れてきて自転車で走ると、バシバシぶつかるのさ。きれいなのでいいけど。

ところで、提案型民間活用事業の造園組合は、いったいどこで何の仕事をしてるのだろう?

ほとんど見かけないが、3年間で1億6千万の契約、何の仕事してるんだろうか?