完全無所属、バック団体なし、介護しながら初当選!

茅ヶ崎ではじめてかも

平成31年4月21日、茅ヶ崎市議会議員選挙。

完全無所属、バックの団体は一切なし、親を介護しながら初出馬しました。

こんな条件でも(かなり過酷と思います)、たくさんの方から応援を頂いて当選できました。

茅ヶ崎の女性市議では初のケースかもしれません。

選挙用に党の公認をもらうような、自分のアイデンティティが分からないやり方はしたくなかったのです。

ただ、それなりの下積みはしていたと思います。

週に何日も市役所に足を運び、審議会や議会の傍聴、説明会や勉強会に参加し、裏付けとなる資料は情報公開請求やヒアリングで調べて、自分で考えてみる。
それを4、5年続けていました。(議員の任期でいえば1期分ですね。)
事例によっては現職議員より調べあげていました。

私は私でありたい、慣れてはいけない、そう思ってます。


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チラシ(市政情報)は一番多く配った

チラシは6種類作りました。

自分なりに何年間も調べて、裏付けをとった情報ばかりです。
レイアウトは美大のときの友人が感性で作ってくれました。

そのなかで、特に財政を扱った『知ってビックリ茅ヶ崎財政』が好評でした。

選挙カーをとめて「あれはよかった!」と言ってくださる方、「全種類読みたい」というリクエストもあり、市民に出回る情報の少なさを痛感しました。


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「財政運営」の公約は私だけだった

茅ヶ崎市の財政状況は、本当にせっぱつまっているのに、なぜ誰も取り上げないのだろう? と不思議でした。

もう一つの私の大きな公約は、「まず情報を伝えていく」こと。

茅ヶ崎市がますます情報を出さなくなっているなかで、情報がほしいという市民の方は、本当に多かったのです。


pinkgreen58.hatenablog.jp

日本の選挙は化石ですね

選挙が告示されると、各候補者はいっせいに市内350ヶ所にある看板にポスターを貼りに回ります。

「今の時代に、何でこんな非効率なことするの・・?」

おそらく、昔ながらの人海戦術のできる政党候補者が有利なように残されているんでしょうね。

新人の候補者や、子育てしながら、あるいは私のように介護しながらの女性議員を増やしたくないからでしょう。

穏やかな春の早朝、選挙カーで畑の道をいくと、ポスター貼りを手助けして下さる方々が手を振っていた光景は忘れられません。

場所によっては、崖っぷちよじ登るみたいな位置にたて看板があります。

ポスターを貼って頂いた方々に感謝です。


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選挙カーは板挟みの選択

私の選挙カーのうぐいすさんは、好感が持てるアナウンスとお褒めを頂いた一方で、住宅街では音が迷惑とのお叱りも頂きました。ご自宅で療養されている方もいらっしゃるのです。

選挙のたびに「うるさい」の代名詞である選挙カー。

最終日の茅ヶ崎駅前など、絶叫が飛び交い、確かに異様でした。

私たちもできれば使いたくない、他の方法はないのか、板挟みのなかでの選択でした。


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写真撮るのも忘れて、最終日の夜に撮影した選挙カー

選挙事務所は台所

おそらく、選挙事務所もまた黒電話の時代のものでしょう。
今は携帯やファクスがあるので、市長選でさえ選挙事務所なしだったり、ガレージだったりします。

昔の選挙方法をいっそ逆手にとればいいと判断。

選挙事務所は台所でいい。

学生の合宿のようなチームワークで乗り切った、少人数だから出来た選挙活動でした。

追記

令和元年4月の選挙では、茅ヶ崎市議会は9名の女性議員が誕生して、議会に占める女性の割合が32%となりました。県内の市では、鎌倉市、逗子市に次ぐ第3位です。

でも、他国に比べると、日本は女性の占める割合が本当に少なくて、女性のいない市議会が6%、町村議会では33%もあります。

橋下徹氏が「何で選挙はいまだにお金のかかる人海戦術なのか?」という疑問に答えています。

president.jp

 「じゃあ、何でいまだにお金がかかる選挙の仕組みになってるかと言えば、そりゃ、既得権を持っている現職の人たちにとって、今のほうが都合がいいからです。彼らは今のやり方で、つまり後援会組織を作って、手足として動いてくれる人たちが必要不可欠な選挙の仕組みで当選している。だからそれを変えたくないんです。」

 現行のやり方で人とお金がかかる部分っていうのは、一つはポスター貼り。掲示板へのポスター貼りは、人海戦術でやらなきゃいけない。あちこちに掲示板が設置されたあとに、選挙陣営がそれぞれの掲示板を回って、ポスター貼っていくけど、これって非効率極まりない。どこか1カ所にベニヤ板を並べといて、ポスターを貼らせてから、各所に掲示板を設置すればいい。 

 「こんなやり方が変わることなくずっと続いているのは、やっぱり古い政治家にとって、今のやり方のほうがいいから。どうやったって人手が必要で、それを確保できなければ、選挙にならない。人手を確保できない若い新規参入者を拒んでるわけです。」

 電子掲示板とかデジタルサイネージに切り替えれば人手も金も不要になる。そうなると選挙カーなんていらない。候補者の政策がきちんと有権者に届く仕組みは、ICTを活用すれば必ずできる。そして人手も金もかからない。 

駅立ちへの違和感

 選挙が近くなると、毎朝、駅に立って出勤する人たちに挨拶をする立候補者はたくさんいます。だいたい平日の午前6時~8時ころ、或いは夕方に実行するものですが、この時間帯は子供の弁当を作って学校へ送り出したり、介護の準備をするなど家事で忙しい。駅に立ってる時間など取りようがない。正直、ヒマな人たちなのかと思えたりします。

 こういった古いシステムや発想が、育児や介護をしている女性議員の誕生も阻んでいるのは確かです。