「話し合いをしていない」という驚きの回答
「柳島スポーツ公園の駐車場だけ減免がない」ことには、開園当初から市民の苦情が多く寄せらています。
柳島スポーツ公園と市のスポーツ推進課へ寄せられた苦情や要望は、相当な件数にのぼります。
ところが、これまでに市と柳島スポーツ公園（SPC）との間で、「駐車料金の減免の話し合いはしていない」と、今回の一般質問で市は回答しています。
あり得ない、あってはならない驚きの回答です。
相当数の苦情が市民から来ていながら、一度も市と柳島スポーツ公園は減免についての話し合いをしていないし、記録も作成していません。
利用者からの苦情はどこに消えてしまったのか？
公共施設駐車場の有料化と減免について
杉本議員：市のアンケート調査で「駐車場の有料化に肯定的な市民のうち、７７％が一定の無料時間を設けた方がよいと回答している」ので１時間減免とする、というのは論理のすり替えで、市民は１時間減免に賛成しているわけでない。市の考えを伺う。
企画部長：事務手続きに要する時間に相当する１時間分の減免を行うこととした。今後、パブリックコメントの意見を踏まえ引続き検討する。
杉本議員：柳島スポーツ公園だけ駐車場の減免がないことに、市民の苦情が多い。指定管理者のSPCは「要求水準書に書いてないので減免していない」としながら、スポーツ教室、レストラン等の利用者には減免している。市とSPCでどのような話し合いがあったのか？
文化生涯学習部長：これまでに市とSPCとの間で、駐車料金の減免に特化した話し合いはしていない。
杉本議員：開園から３年経つが、減免や運営について、市とSPCの打合せ記録が作成されていない。市民の声はなかったものにされている。それでも管理運営費など年間２億円～３億円を市民に請求するのは理解しがたいが、市の考えを伺う。
文化生涯学習部長：柳島スポーツ公園への市民の要望・苦情は月次報告書で報告されている。市に届いたものは文書やメールで回答している。
SPC：Special Purpose Company（特別目的会社）
いわゆるペーパーカンパニーで、柳島スポーツ公園の指定管理者
（ちがさき市議会だより 221号 2022/7/31）
これから茅ヶ崎公園、美術館、市体育館の駐車場が有料化されます。（減免は１時間）
また、現在２時間減免の駐車場（しおさい公園）は、１時間減免になります。
☆一般質問の詳細はこちら
pinkgreen58.hatenablog.jp
