ちがさき市議会便り 210号に掲載
柳島スポーツ公園について
杉本 市の厳しい財政状況のなか、約75億円で落札され、周辺整備を含め約100億円を超す事業となっているが、責任を持って運営や経営を行うのは、市と事業者のどちらなのか問う。
文化生涯学習部長 公の施設なので市が責任を持って市民サービスを行う。PFI 事業手法であるため、事業者も責任を持って市民サービスを行うものと認識している。
杉本 駐車場料金について、他の公共施設のように2時間無料にしてほしい、という要望が多くあるが、市として実現可能なのか問う。
文化生涯学習部長 要求水準書で事業者が料金の徴収をするとしており、市としては、2時間無料にすることはできない。
杉本 入札時のPFI 事業者選定委員会で適切な議事録が作られず、録音データの消去、採点表原本の破棄などあり、将来にわたって市は市民に説明責任を果たせないと考える。同じことが繰り返されないために、(仮称)公文書等管理条例の制定に向けてどのように考えているのか問う。
総務部長 条例制定にあたっては、録音データも行政文書として取り扱い、一定期間保存する方向で検討する。行政文書の保存期間を見直し、各課で適切に保存期間を設定できるよう措置を講じる。
柳島スポーツ公園は、財政の身の丈に合っていない