市議会だより 215号
まちぢから協議会について
問 まちぢから協議会は、任意団体でありながら、団体メンバーのみで地域事業等を決定できるなど、実質的に地域の代表権を持つ状況であると考える。まちぢから協議会は、地域の代表権を持つのか。
総務部長 まちぢから協議会は、条例に基づき市長が認定したコミュニティーであるが、この認定は特別な権限を付与するものではないことから、地域の代表権を有する団体ではない。
問 多大な住民負担の状況を理解したうえで、まちぢから協議会を推進するのか、見解を問う。
総務部長 公益の増進に取り組むコミュニティーへの市民参加は、自由な意思に基づき行われる。他者から強制されるものではなく、あくまで自立的に参加いただいている。
問 市は「まちぢから協議会には住民の誰もが参加できる」としているが、住民はイベントや部会、公募委員の応募に参加できるだけで、肝心な運営や予算の使い道、採決などには参加できず、意見を言う場もないが、見解を問う。
総務部長 まちぢから協議会の運営は、まちぢから協議会が自主的、自立的に行うもので、組織の構成員が連携、協力して決定していただくものと認識している。
「まちぢから協議会」とは、いったい何なのか?
考え直さねばならない時期に来ています。