海沿いの国道134号線を車で走っていると「今は、神奈川に来ないで」という電子掲示板の文字。
これがジョークでない日々が来るとは思っていなかった。
「今は、神奈川に来ないで」というのは、黒岩県知事のメッセージだ。
2020年4月22日、知事は「外出自粛に関する緊急知事メッセージ~その外出は いのちよりも大事なものですか~」を発信。
「週末に、湘南海岸や三浦半島などにドライブに出かけ、サーフィンなどのマリンスポーツやレジャーを楽しむための外出は、新型コロナウイルスの感染によりいのちが脅かされることよりも重要なことなのか、皆様には冷静に判断していただきたい。」と呼びかけた。
また、同日の定例知事会見で「神奈川には、湘南の海には、来ないでいただきたい」と訴えた。
この表示が始まったのは22日。県の管理する海岸に「海岸への立ち入りはお控えください」という看板も掲示。
茅ヶ崎市も6月いっぱいまで公共施設は閉鎖になる。
東京の財政力は茅ヶ崎の100年分
東京の財政力は、はるかにケタが違う。
一般会計で7兆3540億円、
スウェーデンの国家予算と同じぐらいのお金。
茅ヶ崎市の一般会計予算は740億円。
東京の1年間の予算は、茅ヶ崎市の100年分にあたる。
平塚市の一般会計予算は875億円。
藤沢市 1490億円、鎌倉市 662億円。
神奈川県の予算が1兆9036億円だから、
東京は神奈川の3.6倍のお金がある。
埼玉県は1兆8885億円、ほぼ神奈川と同じ。
いろいろ較べてみると、やっぱり東京都の予算すごいよね。
ちなみに練馬区だけでも2713億円。
テレビで「東京都はお金があるから同じこと出来ない」と各知事が言っていた。
令和3年度の茅ヶ崎市の税収入は3割減るのでは・・・?
さらに、茅ヶ崎は借金(市債)の返済額が最大になるタイミングと重なる。
どこの自治体も税収が減るということでは同じ状況。
税金の配分として、義務的経費といって扶助費(高齢者・子育て支援、生活保護費など)と人件費と市債の返還費(借金を返すお金)がまず優先して確保される。
だけど、ほぼこれで使いきってしまうので、自由に使えるお金がない状況になる。
この先もどうなることやら、なのです。